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旭川市北鎮会館でレルヒ記念展示
2012.01.18
1月17日(火)旭川市・北鎮記念会館に行ってきました。
レルヒ中佐の資料展(スキー技術指導から100年記念)で
午前10時から午後1時まで見学してきました。
館長の平塚清隆(1等陸尉)さんの案内で館内を見学し説明を受けてきました。
また、新聞記事の件も問い合わせがありましたので資料をもって行きましたので説明はしました。(理解を示していただきました。)それから、当会ホームページ掲載の長内誠一氏論文(レルヒに勲章の件)についても話しをしましたところH・Pを見たいとのことでしたので、良ければ長内さんの了解をえて資料を展示したいとのことでした。
旭川市・北鎮記念会館
旭川市春光町にある「北鎮記念館」玄関前。
館内には「レルヒ中佐の記念特別展」と2階に常設の旭川師団関係の資料が展示しています。
平塚清隆館長とレルヒ記念展示案内
館内に入るとレルヒ中佐のパネルがありました。
館長の平塚清隆(1等陸尉)は、「名物館長」といわている方です。「北鎮記念館」のホームページをご覧ください。
北鎮記念館
レルヒ中佐の指導イラスト。(軍人の他、郵便局員の滑降風景)
北鎮記念館
レルヒ中佐の指導によるスキー板と1本杖を使い夜営テントの作り方。
北鎮記念館
軍事訓練の関連写真など。
北鎮記念館
1本杖スキーによる斜滑降法。
北鎮記念館
1本杖スキーによる平地滑走法。
北鎮記念館
レルヒ中佐が使用した時代のスキーと現在の「スキー用具」
北鎮記念館
レルヒ中佐が着たと思われる制服の復元。
福永恭助著「スキー術練習参考書」(大正3年)抜粋
本年1月13日付の北海道新聞(朝刊第29面)に、「一本杖役割二つの意見」と題する記事が掲載されました。当会は、このホームページに紹介している「日本最初のスキー教本」その他の文献や資料をもとに、多数の会員によってレルヒ中佐が日本に伝えたころのスキー術を当時の服装などとともに現代に再現する努力を続けてまいりました。
1世紀前にレルヒ中佐が日本にスキーを伝えたときに、レルヒが書き残した文書が存在しないのか、私たちはまだ見ていません。踵が上がる当時のスキーを履いて、約2mの1本だけの杖を用いて雪面を滑降するスキー術では、急斜面はもとより緩斜面においても制動に用いたと思われます。新聞記事をご覧になった方たちより、次のようなご意見ご感想をいただきました。?当時と同じように、一本杖のスキーを実演することに意義がある。?レルヒが「バランス」を重視したかどうかは良く分からない。?初心者が滑る時は1本杖も制動に使うと思う。などなどでした。
私たち藻岩レルヒ会は、今後ともレルヒ中佐が伝えたスキーを当時の状況に近づける努力を続けてまいります。
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