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活動報告の詳細
日本で初めてのスキーリフト跡事前調査
2014.06.29
日本で初めてのスキーリフト跡事前調査
6月28日(土)午前9時から原田会長、佐藤副会長、石岡、佐々木、中塚、会田の各幹事6名の会員により藻岩リフト跡の看板設置事前調査を行いました。
慈啓会病院側登山口から、現地の確認、草刈り、看板設置の位置等確認してきました。
日本で初めてのスキーリフト(スキートウ)が設置されたのは、戦後の進駐軍から国内に2箇所を作るようにと指示が出され、長野県志賀高原の丸池スキー場と北海道札幌市の藻岩山スキー場に決まり、昭和21年8月着工し翌年から利用された。
当時のスキーリフトの基礎部分が現在も残されています。しかし、「さっぽろ文庫」(12巻 藻岩・円山)や「写真で見る札幌の戦績」(北海道新聞社)、「自然ガイド藻岩山・円山」(北海道新聞社)では砲台跡と紹介しています。間違えて記載されているので訂正を求めています。
札幌市や北海道森林管理局に依頼して看板の設置の活動してきました。
先日、札幌市観光局で看板の設置の方向で打ち合わせが終わりました。

日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
慈啓会病院側登山口を左から原田廣記会長、佐藤武彦副会長、石岡勝宏幹事、会田征子幹事、佐々木敏則幹事、中塚幸雄幹事、の6名で出発(看板前で記念撮影)
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調整
途中藻岩原始林の大木で一休み
写真左から佐藤武彦副会長・原田廣記会長・会田征子幹事・中塚幸雄幹事・佐々木敏則幹事・写真撮影は石岡勝宏幹事です。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
草薮に覆われた第一リフト山頂原動・ステージ(降り場)の基礎部分引き留め台の周囲は雑草に覆われて前部分しか確認できなかったが写真左は中塚幹事・右は佐藤副会長後ろは佐々木幹事で雑草除去をする。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
炎天下の中調査(作業)開始
基礎部分は笹や雑木が覆いかぶさりカマやナタで取り除く作業手前から佐藤武彦副会長・会田征子幹事・中塚幸雄幹事・左側笹の中に佐々木敏則幹事がいます。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
50数年ぶりに顔を出した、スキーリフトアンカー部分
会員の協力で引き留め台の全景を見ることが出来ました。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
後方に階段発見

今までは引き留め台の上は雑草に覆われていて確認が出来なかったが引き留め台の上部に登る階段が後方にありました。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
すっかり奇麗になった基礎上部分
原動の基礎の引き留め台を上から撮影する。
前方右から佐々木・中塚・佐藤・原田・会田撮影は石岡
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
基礎部分も今は登山客の休憩腰掛け場になっています。
四角く見えるコンクリート部分は山頂降り場(ステージ)の基礎部分です。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
第一リフト山頂原動の基礎跡からリフト乗り場方向に林縁沿いに札幌市内のビル街が見えます。
とても展望が良いところです。
日本で初めてのスキーリフト跡 事前調査
約1時間ほどの調査作業でしたが、本当に奇麗になりました。
写真左から 佐々木敏則幹事・石岡勝宏幹事・佐藤武彦副会長
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