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羊蹄山のスキー登山
2012.04.24
4月22日(日曜日)藻岩レルヒ会は、会長以下4人が羊蹄山(1,898m)のスキー登山をしました。
倶知安観光協会主催で明治45年4月18日、今から100年前日本にスキー技術を伝えたオーストリア軍人 テオドル・エドラ・フォン・レルヒ中佐一行がスキーの応用訓練として羊蹄山にスキー登山をしました。
当時の服装でスキー登山を再現する。
午前9時、登山口の半月湖に集合、新潟県上越市からレルヒ中佐の人形も参加、約50人を前に鈴木会長の挨拶に続き山岳ガイドの案内で出発
羊蹄山のスキー登山
登山口の半月湖を出発登山道を進む原田廣記・井上司・井上計太・佐藤武彦の4名を先頭に小学生を含めた約40人が登り始める。
後方には、ニセコアンヌプリ(1,308m)が姿を現していた。
羊蹄山のスキー登山
残雪を踏みしめ登山道に沿い一本杖スキーでアップダウンを進む。
100年前のスキー技術で羊蹄山にスキー登山をしたことを思い、当時 隊員達はきっと決死の覚悟で昇ったことと思います。
羊蹄山のスキー登山
木立の斜面を登りながら呼吸は肩で息をしながら足は重たく隊列はだんだんと長くなり始めてきました。
先頭は、レルヒの原田廣記・日本軍人の井上司さん・日本軍人の井上計太さん・レルヒ服装の佐藤武彦さん。
羊蹄山のスキー登山
急斜面を横断する頃は先頭との距離はどんどんと離れてきました。
天候は晴で日差しは強く林の中は風がない状況で雪面は重く締まっていました。
羊蹄山のスキー登山
二合目付近で一時休憩をする。暑さのためにインナーを脱ぎ子供も大人も疲れから座り込んでしまいました。
小休憩のあと、また出発する。
羊蹄山のスキー登山
急斜面での斜滑降を披露する藻岩レルヒ会の佐藤武彦さん。
参加者は、昔の一本杖スキーの滑りに拍手喝采でした。
羊蹄山のスキー登山
急斜面での一本杖スキーによる斜滑降をする原田廣記。
斜面には枯れ枝などが落ちていてブレーキになる中を滑る。
羊蹄山のスキー登山
急斜面での枯れ枝や皮が落ちている中を山周りのターンをする井上司さん。
参加者は見事な滑りに皆感動をしていました。
羊蹄山のスキー登山
国道5号線の倶知安町にあるレルヒ記念公園の前で記念撮影をする。
写真左から井上計太・井上司・原田廣記・佐藤武彦の4名
羊蹄山のスキー登山
倶知安町観光協会 専務の司会進行で「100年前に羊蹄山のスキー登山をしたレルヒ中佐を記念しての話し」から始まりました。新潟県上越市からのレルヒ中佐人形とテントの前に整列した藻岩レルヒ会の会員。
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