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真夏の雪上クロスカントリースキーキャンプinニセコ
2019.08.12
日本スキーのパイオニア〜レルヒ中佐
8月10日から11日の間、全国でも有数の豪雪地帯スキーの町倶知安町で、地元ニセコ環境(株)さんのご配慮によりまた、倶知安町スキー連盟、倶知安スキー少年団のご協力を得て、レルヒ会会員(石岡・宗片)が、この真夏に全国・道内から集まるクロスカントリー愛好家の皆さんに天然の雪でスキーやローラスキーの指導・普及を行いました。
合わせて、倶知安町内に建てられているレルヒ銅像を見学しスキーの歴史に触れることもできました。
レルヒ中佐という人物をご存知でしょうか。オーストリア出身のレルヒ中佐(本名:テオドール・エードラー・フォン・レルヒ)は日本で初めて本格的なスキー指導をおこなったいわば日本に「スキー」をスポーツとして持ち込んだ人として知られています。
時は1912年(明治45年)、中佐は旧第7師団の将校や民間研究員に近代スキー技術を直接指導しています。スキー訓練の総仕上げとして羊蹄山に登るために倶知安町に来ました。羊蹄山の滑走を行い、そのニュースは当時の小樽新聞にも取り上げられ、倶知安町に住む人々にとって、その「スキーを楽しむ」姿は大変新鮮に、斬新に映ったそうです。雪を使って楽しむことができるスキーという全く新しいスポーツを、印象付けたのはこのレルヒ中佐なのです。
倶知安町市街の外れの国道5号沿いにレルヒ中佐の像が、建てられています。 長い1本ストックを使い、踵を上げ膝を深く曲げて滑る独特のポーズが有名です。 レルヒ記念公園内に立つ”スキーの町宣言”倶知安町のシンボリックな銅像です。
天然の雪でのクロカンスキー
宿泊研修場として、利用したニセココミュケーションセンター前で。
夕食は、焼肉で懇親会。
近くの温泉で、疲れを癒しました。
簡単スキーの体験試乗会も実施
早朝トレーニングでローラースキー
レルヒ記念公園
熱心に指導する石岡レルヒ会幹事
来シーズンの雪の保存のため周辺の清掃
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