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「スキーの歴史とスキー用具」札幌市立西岡南小学校3年生ー5年生(約290名)
2015.02.02
平成27年2月2日(月)午後1時45分から2時30分
札幌市立西岡南小学校体育館3年生から5年生(290名)
スキー学習の始まる前に「スキーの歴史」と「スキー用具」について学ぶ。
スキーの歴史に付いて日本に初めてスキー技術を伝えたオーストリアの軍人テォドル・エドラ―・フォン・レルヒが1911年(明治44年)新潟県高田市で軍人たちに指導翌年旭川師団で軍人や教師などにスキーを指導、札幌からは三瓶勝美中尉ほかが講習を受け、札幌藻岩山で初めての山スキーを学生10名と実施した。(明治45年4月2日の新聞記事)
札幌市立西岡南小学校 玄関
スキーの歴史
皆さんのスキー学習は藻岩山スキー場ですね。スキーコースは上級から初心者までの10コースがあります。
別紙(藻岩山のスキー場の斜度や長さを表した用紙)配布
スキーの歴史
スキー用具は「ノルディックスキー・靴」と「アルペンスキー・靴」に分けて展示。
レルヒがスキー技術を伝える前、既に樺太(現サハリン)ではスキー大会が開催されていた。また北大の前進札幌農学校のドイツ語教師ハンスコラー先生が学生にスキーを見せたが指導はしなかった。またイギリスの軍人クリーフ大尉が札幌でデモンストレーションをしたが指導はしなかった。
スキーの歴史
「スキーの歴史」と「スキー用具」について講演する。
藻岩レルヒ会 会長 原田廣記
スキー用具
「ノルディックスキー」についてジャンプ用の板は大倉山ジャンプ場の最長不倒を出した単板や日本で初めて作られたジャンプ板(国産第1号)現在使われている板やジャンプ靴。
歩くスキー用の板・レース用の板も時代ごとに変化した板や靴を展示する。
「アルペンスキー」も大正時代の単板のスキー板から現在までの板・金具の変化も20種類以上を展示、ストックも一本杖(竹)から合竹・スチール・アルミホールまでを見ていただきました。
スキー用具
一番新しいスキー板「簡単スキー」これは1台のスキーでノルディックスキーやアルペンスキーが出来る。スキー板の滑走面にウロコ溝を付け坂も直進できる。自分の冬靴でスキーを取り付けることが簡単にできる便利な機能を持っている。
藻岩レルヒ会が開発したものです。
つけてみたい生徒に小原指導員が説明して取り付ける。
スキー用具
5年生の生徒が「簡単スキー」を自分で取り付けてみたい要望があり説明をする。
スキー用具
小原指導員がお手伝いをしながら5年生の生徒が自分で取り付け・取り外しをしました。
「とても簡単にできるし軽いので履きやすい。」とコメントをしていました。
スキー用具
生徒からの質問コーナーでは国産初のジャンプ板の重さについてやスキーパトロールの板について質問をして居ました。
生徒の前で質問をしている3年生。
お礼の言葉
参加した3年生から5年生(290名)まで全員でお礼の言葉がありました。
2月13日・17日のスキー学習でまたお会いする約束をしてお別れをしました。
小原良昭指導員と原田廣記
藻岩レルヒ会会則
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