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活動報告の詳細
藻岩レルヒ会臨時会合の内容と配布プリント
2009.08.24
日時 平成21年8月24日(月曜)午後7時から
場所 喫茶店サンローゼ(地下鉄すすきの駅直近)
    札幌市中央区南4条西3丁目
議題 「簡単スキーの会」の設立
    事業の経過報告と今後の計画

当日この会合に出席したのは,正副会長・幹事長を含めて計12名でしたが,「簡単スキー事業」についての経過報告と今後の計画の大綱について話し合われました。
当日,原田会長から配布されたプリントに,「簡単スキー」についての基本的な方針と教程の骨子が示されています。
確認された「簡単スキーの会」の役員構成については,このホームページの『ライブラリー』に掲載されています。年額1000円の会費が,早速に出席者から納入されました。
以下は,配布プリントの内容です。

   「簡単スキーについて」 原田廣記
 明治44年(1911年)日本に始めてスキー技術を伝えたのがオーストリアの軍人テオドル・エドラ・フォン・レルヒ少佐です。再来年で100年になります。そこで、スキーの原点に戻って見つめ直そうと思います。ここ数十年でスキー技術や用具が、どんどんと進化し変化してきました。アルペン・ノルデックと専門的になってきました。技術を高めていき,それに伴い用具も開発され競技専用になっています。選手を養成するには良いのですが,一般的にはそこまで必要なのかと思います。費用面から見ても、用具は高価になり技術講習も高くなっています。「走る」にはノルデック用のスキー用具一式が必要になり,「滑る」にはアルペン用のスキー用具一式が必要になりますので,これを一つにしたスキー用具にまとめて,どちらも楽しめる昔のスキーのように1台で歩くことも滑ることも出来るようにすると,冬期間雪の上で楽しむことが出来ると思います。1台のスキーでアルペン・ノルデックの両方のスキーを兼ねることが出来ると費用がかからず負担が少なくて済みます。スキーヤーの底辺拡張や幼児・小学校のスキー学習には最適であり、そこから先は専門的にスキーを分業化して行けば良いのではないかと思います。多くの人に「簡単スキー」を普及したいと思っています。

    「簡単スキー」の指導ポイント
 1.初心者
   スキー靴のはき方,   
   スキー板・ワックス・金具の点検と調整
   ストックの持ち方と使い方,
   歩き方・転び方・登り方・滑り方・止め方
 2.初級者
   スキーでの歩き方(直進方法・方向変更),
   スキーでの走り方(平地・下り坂地・登り坂地),   
   ストックワーク,
   重心の移動
 3.中級者
   スキーでの滑り方(緩斜面),
   スキーでの走行(クラシック・ナチュラル・オープン),
   スキーでの滑走(テレマーク滑降),
   滑走中のポイント
 4.上級者
   不整地の走り方 (斜面の変化),
   不整地の滑り方(不整地・中斜面),
   斜面に応じた滑り,
   安全への配慮

 ※ 今後の活動計画などは,このホームページのライブラリーから皆様へお知らせいたします。

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